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グリムな世界・・・千と千尋の神隠し

週末、テレビでやっていた、
「千と千尋の神隠し」を見た。

一回、どこかで(たぶんDVD)見た時は、
「うーん、宮崎駿版「不思議の国のアリス」って印象だった。

でも、昨日見たら、またちょっと印象が変わった。
「顔なし」は、人間の欲望や、自我を抜き出したような象徴
(わかりやすく言うと思春期の子供みたいなもの)に見えたし、
銭婆の言った、
「魔法で創ったものは本当には残らないからね」というようなセリフが、
すごくグリムっぽいな、と思いました。

丁度、最近実家から、「完約版 グリム童話集」てのを
借りてきていたので、その影響かもしれない。

グリム童話、って言っても、コレは、かなり怖い。
夜眠れなくなりそうな話も沢山出てくるし・・。

代表的なので言うと、白雪姫・・。

最後に悪いお妃は、白雪姫と王子の婚礼に呼ばれるのですが、
その席で、彼女の前に運ばれてくるのは、
真っ赤に焼かれた鉄の靴・・・これを履かされて
踊り死ぬ・・という最後です。


小学生の時、この本を読んだ私は、そのクライマックスが
恐ろしすぎて二度と本を開けることがありませんでした。

今回借りてきたのは、
「あんなえげつない童話がどうして子供の為になるのだろう?」てのと、
「何故、母はこの本を選んだのか?」という素朴な疑問から、
もう一度読んだら、何か発見があるかもしれない、って思ったからです。
で、「千と千尋の・・」も、ふと思ったんです。
何で子供も見るものなのに、あんなに気持ち悪いんだろう、って。

そんな思いで、再度読んだ白雪姫は、新たな発見がありました・・・
特に・・・
■しつこいくらい、女性は「顔が命!!」という文面が多い

お妃は狩人に一度姫を殺して、証拠に肺と肝を持ってこい!と命令するのですが、
姫があんまり可愛くお願いするので、狩人、逃がしてあげるのです。
狩人は変わりにイノシシの肺と肝を持って帰るのですが、
あろうことか、お妃、それを食べてしまいます・・。


お・・・大奥より怖いよ〜
いつの時代でも、見た目って大事、ってことを教えてくれています。

■物欲と食欲にかられて姫は何度も騙される

お妃は何度も物売りに化けて姫を殺そうとやってきます。
小人にしつこく注意されているのに、白雪姫は、物欲に負けて
ドアを開いてしまうのです。
挙句の果てに殺されてしまう!


オンナはいつの時代も買い物好き!美味しいものには目が無い!
・・・嫌な発見ばかりだなぁ。

それにしても、死んだ白雪姫を譲ってくれとしつこい王子・・死人フェ○かいな・・とこれはどうでもいいけど・・

結局は、運と容姿に優れた白雪姫が勝つ!のだけれど、
これも立派なお家騒動な話。

「あんなえげつない童話がどうして子供の為になるのだろう?」

私の勝手な解釈だけど、
子供達は、こういう話を知ることによって、
現実のえげつなさを疑似体験として学んでいくのかなぁ。
厳しい現実に出て行く前に、お話の中で「人間というもの」を学習していたのかもしれない。
(白雪姫以外にも沢山、人間くさい話がありますので)

リアルな部分を隠してばかりいくと、
子供は大人を信じなくなるんじゃないかな・・。
 

「千と千尋の神隠し」は、
そういう汚い部分もあるのだということを子供達の深層心理に
訴えてるのかもしれない。
「仕事」をしないと存在が認められなかったり・・
お金が最も大切な価値観の世界だったり・・

でも、グリム童話よりもよっぽど優しくて、
自然の美しさや、神話や、暖かい気持ちも盛り込んでいる・・ような気がした。
「オチは!?」「ストーリーの意味は!?」と考える人には
向いてない話なのかも。
実際、グリムとかには、オチの無い話は沢山あるし。



で、母に聞いてみた。
「どうしてこのグリムを選んだの?」





「ん?こういうリアルなのも面白いかと思って」





・・・やっぱり何も考えてなかった・・。










| 子供のはなし | 14:47 | comments(2) | trackbacks(0) |
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私も実家にアンデルセンもグリムもあるけど
ほんとえげつない結末ばっかだよね!
ギリシャ神話もかなりえげつないし。

そんな本がとっても好きな小学生でした・・・
| ちゃみ | 2004/12/14 7:31 AM |
そういうのが好きなのって、
ある意味、人間臭いのが好きなのかも?
ちゃみさんらしいかも(笑
| niko | 2004/12/14 8:52 PM |









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