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戦場のピアニスト
最近感動したことないな・・と
友達のblogに書き込んだところで、
思い出しました。

この前見たコレ。

母が「妹がお勧めだって!」と言って
買ってきたDVD。
そういや、TVで、おすぎが、
「すばらすぃーーーーーエイガッツ!」と
大絶賛していた記憶があるのぉ・・と、
早速、母とウキウキしながら見て見ました。
(どんなロマンティックな物語かと!)

んが、しかし、見ていくにつれ・・
ダークに落ちていくウキウキ気分。
最初の30分くらいで母がリタイヤ。

私も耐えられず一旦休憩しましたが、
再度チャレンジ。

簡単に説明すると、
第二次世界大戦中のポーランドに
住んでいた、若いユダヤ人ピアニストの
お話です。

母は、後ろの注釈とか、オビの説明とか
まったく見ないでDVDを買う人間です。(ダメ)
ちなみに、「蛍の墓」も
「つらくて見れない・・」というタイプ。
この年代の人は、あれがリアルだって
わかってるから、救いようがないって
わかってるから、
見れないんですよね。


でもね、「戦場のピアニスト」は
最後にね、少しですけど、
救われるんです。

何のために戦わなければいけなかったのか?
民族の違いにどれほどの差があるのか

「本当にあったこと」だからこそ、
そのラストシーンの事実もリアルに受け入れられる。

ファンタジー人気に押されて
見逃してたけど、
今まで見たファンタジーがすごく
薄っぺらく感じてしまいました。

ノンフィクション映画って色々見たけど、
これは、本当に久々に
見て良かった映画です。




追記:感想をもう少し突っ込んで書きましたが、
これから見よう、という方は、見た後でのぞいてくださいね。






この映画を見てから、
戦場のピアニストのHPに飛んでみた。

監督のロマン・ポランスキー氏も、同じ時期、
ポーランドで、映画と同じような体験をしていた
ことを知った。
(彼の母親は収容所で亡くなったそうだ)

それを読んで、納得してしまった。
あの息づかいが聞こえてきそうな映像・・・
なんの躊躇もない残酷な映像は、
「事実」を見てきた者でなければ、
形にできなかったと思う。
そこには、キャラクターも、過剰な演出も見当たらない。

この映画を、つまらない、と感じる人もいるかもしれない。
でも、私には充分すぎるほど、ドラマチックで興味深かった。

この映画には、「主人公」というものがいない。
ユダヤ人のピアニストは、記録者、と言った方がしっくりくる気がする。
彼は、一言で言えば、「イワンの馬鹿」そのものだ。
戦う、ことを拒否した種類の人間。
それを非難する方もいるだろうけれど、
私は、そういう種類の人間こそ、貴重だと思う。

彼の見た戦争では、
「勧善懲悪」は存在しなかった。
ユダヤ人の中にも「悪」は存在したし、
ドイツ人の中にも「善」は確かに存在した。
ポーランド人も同じく・・。

それは、彼が最後のほうで、ドイツ人にもらったコートを
着て、戦争が終わった喜びを伝えにポーランド人に抱きつこうとして、
射殺されそうになった場面で、最も象徴的に現されている。

私は、生まれた時から、分厚い「コート」を
着せられている。
「日本人」というコート。
アジアや、諸外国に出て行かないと、それを着ていることを
自覚することがあまりないのだけれど・・。

終わってみれば、バカバカしすぎる戦争の狂気。
「獣」になるタイプの人間に、国境は関係ない。
そんな殺人者達に
巻き込まれて死ぬのは、本当に悔しい。

もしかしたら、すごく仲良く家族同然に
付き合える相手を「兵役」という義務感で
殺してしまうかもしれない狂気。

「本当の戦争の姿」を淡々と描いたこの映画を見て、
そんなことを切実に感じた。

娘が大きくなったら必ず見せてあげよう、と思う。
「戦争なんて、こんなくだらないもの」
「戦わない選択肢を選ぶ生き方」
この映画は、そういうことを教えてくれる、
・・・すばらしい作品だと思う。



◆更に後日追記しました分はこちらに。
| blog | 12:47 | comments(3) | trackbacks(10) |
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| - | 12:47 | - | - |
こんにちわ。

>ダークに落ちていくウキウキ気分。
私もこんな気分になりました。。。。(^o^;


>主人公は「記録者」
ただただ、戦争を目で見て、肌で感じて、ありのままの現実を書きとめて自伝にまとめたからこそ、記録者になりえたのでしょうね。
監督も同様だったのかもしれないな・・・

見終わったあとに色んなことを考えてしまい、ドヨーンと重たい気分になってしまいましたが、素晴しい映画だと思います。
| chibisaru | 2004/12/13 12:36 PM |
コメントありがとうございます。
私も素晴らしい映画だと思います。

見始めた時は暗い気分でしたが、
見終わった後は、逆に、
私は晴々とした感じでした。

明確な答えを見つけた気がしました。

今も時代が戦争に向かっているような気がします。
今は民間の情報が緻密に動いている時代、
それなのに、民意がこんなに反映されてないのって
不思議です。


| niko | 2004/12/13 6:35 PM |
管理者の承認待ちコメントです。
| - | 2008/07/21 1:34 AM |









http://itinisan-daa.jugem.jp/trackback/1
DVDにて 戦場のピアニスト(原題:THE PIANIST)
ロマン・ポランスキー監督作品 戦場のピアニストを観ました。 まずこの作品を知らない方にはお伝えしておいた方がいいでしょう。この作品は実際起こったことを基に描かれた真実の映画であることを。 カンヌ映画祭やアカデミー賞で賞を受賞した作品ということで借りて
| xina-shinのぷちシネマレビュー? | 2004/08/15 10:55 PM |
戦場のピアニスト
DVDを借りて「戦場のピアニスト」を観ました。内容をよく知らずに観たんですが、第二次大戦中のユダヤ人に対するものすごい迫害の中で、幾多の苦難を乗り越えてうんぬんという話だったんですね。 主人公のピアニスト「シュピルマン」は、ピアノ以外にはあまり取り柄が
| 育児のたまもの | 2004/10/17 7:05 PM |
#243 戦場のピアニスト
製作:ロマン・ポランスキー、ロベール・ベンムッサ、アラン・サルド 製作総指揮:ダニエル・シャンパーノン 監督:ロマン・ポランスキー 原作:ウワディスワフ・シュピルマン 脚本:ロナルド・ハーウッド 撮影:パヴェル・エデルマン 音楽:ヴォイチェフ・キラー
| 風に吹かれて-Blowin' in the Wind- | 2004/12/13 12:31 PM |
戦場のピアニスト
シュピルマン(=戦場のピアニスト)の自伝を元に映画化された作品。 テレビでやっていたのでpiroちゃんと一緒に鑑賞しました。 戦争映画は基本的に好きじゃないし、どうせつまらないだろうと思って風呂上がりにぼんやりと眺めていたら・・・最初の10分で寝てしまいまし
| kitajan.net | 2004/12/14 12:59 AM |
戦場のピアニスト
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| シネクリシェ | 2005/08/26 6:17 AM |
映画「ミュンヘン」と映画「戦場のピアニスト」(1/2)
映画「ミュンヘン」(Munich, 2005・米国) 映画「戦場のピアニスト」(The Pianist, 2002・仏独英ポーランド) スピルバーグ監督の最新作「ミュンヘン」(昨日より公開中)はさまざまな面から見てすばらしい思うが1、その中でも際立つ点というのは、私がポランスキ
| make myself just as hard | 2006/02/07 3:18 PM |
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